タイの文化を知る

タイの文化や歴史を知る

タイの正式名称はราชอาณาจักรไทย(ラート・チャ・アーナーチャック・タイ)と言います。王と領土がタイ文字に組まれています。通称はเมืองไทย(ムアンタイ)と呼びます。英語表記は、The Kingdom of Thailand で略して Thailand になります。日本語表記はタイ王国になりますが、通称でタイとよく言われています。

寂しい歴史などもありますが、少しタイの歴史を見ていきましょう。

スコータイ王朝から始まる

最初の国家とされるスコータイ王朝(1238年 – 1350年)がモン族やアンコール王朝の支配を退け成立しました。もともとモン族やクメール人が先住していたとされています。

その後、アユタヤー王朝(1350年 – 1767年)、トンブリー王朝(1767年 – 1782年)を経て現在のチャクリー王朝(1782年 – )へと変遷しました。初代王ラーマ1世が1782年に首都をトンブリーからバンコクに移したため「バンコク王朝」とも言われています。

ちなみにバンコクの正式名称はとても長いです。

กรุงเทพมหานคร อมรรัตนโกสินทร์ มหินทรายุธยา มหาดิลกภพ นพรัตนราชธานีบูรีรมย์ อุดมราชนิเวศน์มหาสถาน อมรพิมานอวตารสถิต สักกะทัตติยวิษณุกรรมประสิทธิ์
クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット

タイ文字は3代目のラームカムヘーン大王の時代に完成したと言われています。結果的にスコータイ王朝は衰退してしまい王位継承者が耐えたことでアユタヤ王朝に吸収されました。

なんとなくタイの北部から南へ時代が流れていくのがわかりますね。

チャクリー王朝で一気に時代が動く

ラーマ1世としてチャオプラヤー・チャクリーは王を継ぎます。右岸のトンブリーからチャオプラヤー川を渡った左岸に首都であるバンコク(クルンテープ)を建設し、現在に続くチャクリー王朝が始まりました。王宮や王宮内寺院のワット・プラケーオ(エメラルド寺院)が建造されました。

タイの王様は2020年までは10代続いています。

ラーマ1世(รัชกาลที่ ๑)
プッタヨートファーチュラーローク(พุทธยอดฟ้าจุฬาโลก)
ラーマ2世(รัชกาลที่ ๒)
プッタルートラーナパーライ(พุทธเลิศหล้านภาลัย)
ラーマ3世(รัชกาลที่ ๓)
チェーサダーボーディン(เจษฎาบดินทร์)
ラーマ4世(รัชกาลที่ ๔)
モンクット(มงกุฎ)
ラーマ5世(รัชกาลที่ ๕)
チュラーロンコーン(จุฬาลงกรณ์)
ラーマ6世(รัชกาลที่ ๖)
ワチラーウット(วชิราวุธ)
ラーマ7世(รัชกาลที่ ๗)
プラチャーティポック(ประชาธิปก)
ラーマ8世(รัชกาลที่ ๘)
アーナンタマヒドン(อานันทมหิดล)
ラーマ9世(รัชกาลที่ ๙)
プミポン・アドゥンヤデート(ภูมิพลอดุลยเดช)
ラーマ10世(รัชกาลที่ ๑๐)
ワチラーロンコーン(วชิราลงกรณ)

ちなみにスコータイ王朝のラームカムヘーン、アユタヤ王朝のナレースワン、チャクリー王朝のラーマ5世の3人を「タイ三大王」と称されています。近年ではラーマ9世が大王にあたります。

ワーイから始まる礼儀

歴史も若干わかってきたかと思うので次に文化を紹介していきます。

タイは国民の9割以上が敬虔な仏教徒です。日本で宗教などに関する信仰心以上にタイは仏教に対する気持ちが強いです。またタイの仏教はインドや中国からの影響を受けています。

男子は一生に一度は出家をして修業を積み、出家が許されない女性などの在家者は僧侶が必要とする袈裟や食べ物、薬などを納めたり(寄進)します。プミポン国王も自ら僧侶として出家した経験もありました。

タムブン(ทำบุญ)は「徳を積む」行為と考えられています。素足でオレンジ?色の衣をまとった人が僧侶をよく見受けられます。

そこで良くする行為が合掌「ワーイ(ไหว้)」です。コミュニケーションツールの1つでよく使われます。

両親や祖父母をはじめ、教師や先輩など目上の人や感謝や謝罪をするときにワーイを行います。また一般的にワーイをしたらワーイで返すのが礼儀、習慣とされています。

人に対しての礼儀がかなりあるので受け答えなどを最低限抑えておくとタイ人とのコミュニケーションがよくなるかと思います。年上年下関係なくワーイで挨拶出来たら素敵ですね。